朝と夕方

朝と夕方に記事を更新します。その時思いついたことそのままの日記。

全訳 統治論

前々より、ジョン・ロックさんの『統治二論』を読み返したくて、図書館より借りた。

憲法論文選』に引き続いて読み始めている。

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序文の中で、この文章が読み返したかったんだ。という一文を再見したので、以下に引用。

 

「まじめに真理について思慮し、私の仮説を粉砕しようとする人がいる場合、もしそれがもっともなことと納得できれば私の誤りを取り下げるし、その人の異議に答える、と約束しよう。しかしながら、そのような人も、次の二点を覚えておいてほしい。

第一に、私の論説のあちこちで、二、三の言葉の端や蛇足の箇所について揚げ足をとっても、それは私の著書への回答にはならない、ということである。

第二に、私は悪口を議論とは見なさないし、また私は揚げ足とりや悪口などは相手にしない、ということ、とはいえ、明らかに全く良心的な気持ちから争点を精査する人、またその精査にはそれ相当の根拠があることを説明できる人には、納得していただくようにする責任が私にある、と常に考えている、ということである。」

 

『統治二論』の本旨とは、まるで関係ないのだろうけれど、こうした、著者の人間性が感じられる文章が好きだから、思想書を読みたくなるのだろう。

揚げ足とりや生産性のない悪口に陥らないように、ゆったり余裕を持って読み進めよう。